かとう眼科クリニックで使用している主な医療設備をご紹介します。
検査で使用する医療機器
OCT(光干渉断層計 Optical Coherence Tomography)
OCTは網膜の断層画像を撮影出来る機械です。
黄斑変性症・各種網膜疾患の精査・緑内障の早期発見などに使います。
カールツァイス社 IOLマスター
レーザー干渉計を用いて目の長さを正確に測定します。
従来の超音波測定法と併用して白内障手術後の視力の改善につながります。
自動視野計 AP-5000
自動視野計は見える範囲の検査や網膜の光の感度などを検査する機械です。
緑内障の進行度の把握や早期発見、頭部疾患からくる視野異常などの検出に役立ちます。
無散瞳眼底カメラ TRC-NW6S
無散瞳眼底カメラは眼底(網膜)を検査するカメラです。糖尿病網膜症やその他の眼底出血などを撮影して写真は専用のモニターでその場ですぐ見ることが出来ます。
薬を使用して瞳孔を開くことなく(無散瞳で)撮影可能です。
また特殊な薬剤を使って網膜の血液循環の検査もできて病気の進行度やレーザー治療の適応の判断にも役立ちます。
RO 5000
目を観察するための顕微鏡で目の表面(角膜)から眼底(網膜)まで詳細に観察することが出来ます。
またその場ですぐ撮影することができ病状の説明をすることができます。
画像を保存することも可能で患者さま自身やご家族の人にも目の状態の変化を見ることができます。
手術や治療で使用する医療機器
眼科用レーザー光凝固装置(PASCAL)
短時間で多数のレーザースポット照射が行える新時代の網膜光凝固装置
PASCALのレーザー技術はスタンフォード大学との共同研究により開発された、独自のレーザー治療メソッドを採用しています。
短時間高出力で網膜光凝固を行うことにより治療効果を維持しながら網膜内層や脈絡膜へ侵襲が及ぶ範囲を大幅に少なくし、術後の瘢痕拡大も少なく、患者さんの疼痛を軽減します。
眼科手術システム ステラリス(ボシュロム社製)
安全性・効率性・操作性の向上を目指し新開発された次世代のプレミアムフェイコマシーン
白内障の手術の際使用します。
目の中の濁ってしまったレンズ(水晶体)を超音波で砕いて吸引します。
小切開で手術することが可能です。また手術中痛みを伴うことはほとんどありません。
レーザー光凝固装置 LC-300G
レーザー光凝固装置は糖尿病網膜症・網膜剥離裂孔・緑内障・その他眼底出血などの治療や進行予防に使用します。
YAGレーザー YC1800
眼内レンズを入れている膜(水晶体嚢)が濁ってくることがあります。
かすみが増し、視力が下がった場合には、このレーザー装置で濁りをとります。